《 29日 》 富士山
富士宮口 〜 富士宮口頂上 〜 剣ケ峰 〜 お鉢回り (往復)
ペルーの山に向けての高所順応訓練として、富士宮口から日帰りで富士山に登った。 前泊した五合目の駐車場は、前日からの大雨の影響か、まだ結構空きがあった。 雨は予報どおり朝方まで降り続いていたので7時に起きると、山仲間の西さん&セッちゃんも急遽登ることにしたとのことで、車の外から声を掛けられた。 お二人には先行してもらい、私達は7時半に出発した。 週末の天気予報が悪かったことが幸いしたのか、2週間前と比べて登山者は少なかった。
予報以上に天気は急速に回復し、上空には青空が見えたが、途中から風が強くなった。 今日は訓練目的なので各々のペースで登ると、駐車場から1時間40分で七合目の山小屋(山口館/3030m)に着いた。 山小屋の前で西さん&セッちゃんが待っていてくれたが、妻がまだ来ないので一緒に八合目の山小屋(池田館/3250m)まで登った。 再度お二人には先行してもらい、そこから一旦下って妻と合流して八合目に登り返す。 八合目からは妻のペースに合わせて登ることにした。 2週間前と比べて残雪はだいぶ少なくなったが、それでも九合五勺の山小屋(胸突山荘/3550m)から山頂までは、まだ登山道が残雪で覆われていた。 11時過ぎに富士宮口の頂上に着くと、嬉しいことに風は弱くなったので、休憩せずに剣ケ峰に向かう。 山開きに向けて除雪している重機が途中に置かれていた。
図らずも梅雨の合間の快晴の天気に恵まれ、駐車場から4時間足らずで剣ケ峰に着くと、西さん&セッちゃんが私達の到着を待っていてくれた。 昨日の大雨の影響もあってか、周囲には巨大な積乱雲が発達し、2週間前とは全く別の風景が見られて面白かった。 風もほぼ収まったので、予定どおり時計回りにお鉢を回り、前回は割愛した白山岳にも登った。