《 22日 》 高座山 ・ 杓子山
花の都公園 〜 鳥居地峠 〜 高座山 〜 大権首峠 〜 杓子山 〜 鹿留山分岐 〜 立ノ塚峠 〜 二十曲峠 〜 花の都公園 (周回)
先週の大雪の影響で関東の山は登山口へのアプローチが難しいが、冬型が緩まないので天気予報が一番良かった富士五湖周辺の山に出掛けた。 登山口へのアプローチと駐車場の確保を考え、ルートについては現地に着いてから決めることにした。
道の駅『富士吉田』に前泊し、翌朝山中湖畔に近い『花の都公園』へ向かう。 公園は雪に埋もれていたが、有料駐車場は綺麗に除雪されていた。 駐車場を6時半に出発し、これから登る高座山(1304m)・杓子山(1597m)・鹿留山(1632m)を正面に望みながら、除雪された車道を忍野村役場の方向に歩いていく。 忍野村の積雪はとても多く、まるで上信越の雪国のようだ。 30分ほど歩いて村役場を過ぎ、高座山の登山口となる鳥居地峠へとさらに車道を進むと、村外れの最終集落の先で除雪は終わっていた。 積雪はまだ1m近くあり、ここからスノーシューを履いて歩く。 もちろんトレースなどは一切ない。
無雪期であればここから高座山に登り、杓子山、鹿留山の山頂を踏んで石割山方面へ尾根を縦走し、山中湖畔の湖北まで縦走も可能だろうが、今日は雪の状態次第で全く不明だ。 予想どおり山中の雪は違和感を覚えるほど多く、村に下山するまで終始ラッセルとなったが、この山塊でこれだけ多くの雪の中を歩くことは滅多に出来ないことなので、20年ぶりの杓子山への再訪はとても印象深かった。
杓子山からの下山後は『花の都公園』の近くの『紅富士の湯』で汗を流し、昨日と同じ道の駅『富士吉田』に泊った。