2  0  1  3  年   1  2  月  

《 15日 》    富士見山 ・ 御殿山

平須 〜 富士見山展望台 〜 富士見山 〜 富士見山展望台 〜 御殿山 〜 堂平  (周回/往復)

   冬型の気圧配置で上空の寒気が非常に強い予報だったので、天気の良さそうな山梨南部の里山に出掛けた。 道の駅『とよとみ』で前泊し、翌朝国道52号線の身延町役場の信号を右折して登山口の平須の集落に向かう。 登山口付近にある炭焼き広場の駐車場に車を停めて7時過ぎに出発。 富士見山(1640m)だけなら半日で登れてしまうので、まだこの時間帯では登山者の影はない。 山名のとおり、登山口からすでに富士山が見える。 里山らしく鬱蒼とした植林の急坂を登る。 学校登山等、地元でも昔から親しまれている山なのだろう、登山道は良く踏まれていた。 登山口の標高は700mほどで、50m毎に標高を示す新しい標識が設置されていた。 今朝の冷え込みはそれほど厳しくなかったが、所々に霜の花が咲いていた。 間もなく樹間から毛無山越しに再び富士山が望まれるようになった。 眼下には富士川の川面が光っている。 登山道は登り一本調子で無駄がなく、陽射しもたっぷりで暖かい。 1200m付近からは自然林となり、七面山や十枚山などの山々も望まれるようになった。 ブナの木も多かったので、秋の紅葉も綺麗なのかも知れない。 登山口からちょうど2時間で富士見山と御殿山(1669m)を繋ぐ稜線に合流する。 稜線上にはそれまでの暖かさが嘘のように冷たい風が吹き、樹間から見える南アルプスの山々には寒々しい白い雲が取り付いていた。 ダウンジャケットを着込んで5分ほど稜線を歩くと、ぽっかり開けた富士見山展望台(1639m)に着いた。 鳥居や祠のある展望台からは富士山や南アルプスの山々が一望出来るようだが、残念ながら今日は荒川岳と笊ケ岳などの白峰南嶺の山々を除いて南アルプスの主脈は望めなかった。 風の当たらない場所でしばらく展望を楽しんでから指呼の間の富士見山に向かう。 見た目よりも稜線のギャップは少なく、30分足らずで富士見山に着いた。 ここからも樹間越しに富士山や御坂の山々が見えるが、展望は先ほどの展望台の方が断然良い。 唯一『山梨百名山』のネームバリューが登山者の足をここまで運んでくるように思えた。 冷たい風も収まったので、誰もいない静かな山頂でしばらく寛ぎ、展望台に戻る。 ようやく数人の登山者とすれ違った。 展望台に戻り、さらに御殿山方面に稜線を縦走する。 標識やテープ類は多いが所々で踏み跡が薄くなる。 予想どおり御殿山への稜線はあまり歩かれていないようだった。 正午ちょうどに人待ち顔の御殿山の山頂に着く。 雑木の生い茂った平らで広い山頂は富士見山と同じようにあまり展望に恵まれないが、唯一東面の木々が切れ、富士山が良く望まれた。 昼食を食べ往路を戻る。 今日富士見山に登った人は誰も御殿山には来なかった。 稜線からの下山は往路を戻らず、少し手前の堂平の集落へ下る登山道を選んで変化をつけた。 下山した堂平から登山口の平須へは車道を10分ほどで、まだ陽の高い2時に車に戻った。


平須の登山口


登山道には50m毎に標高を示す新しい標識が設置されていた


霜の花


1200m付近からは自然林となる


富士見山展望台


展望台から見た富士見山


展望台から見た荒川岳


展望台から見た布引山(左)と笊ケ岳(右)


展望台から見た笹山(中央左)と白河内岳(中央右)


『山梨百名山』の標柱の立つ富士見山の山頂


富士見山の山頂から見た富士山


富士見山から御殿山へ


静かな御殿山の山頂


御殿山の山頂から見た富士山


2 0 1 3 年    ・    山 行 の 報 告    ・    T O P