2  0  1  1  年   1  1  月  

《 20日 》    富士山

須走口 〜 須走口頂上  (往復)

   先週に続き高所トレーニングで富士山に行った。 前日が破天荒だったこともあり、アプローチの道路の通行の確実性の高い須走口から登った。 天候を見定めて6時半に登山口を出発。 訓練と装備の点検を兼ねて今日は久々に重たい二重靴で登る。 駐車場からすでに風が強かったが、風向きは先週とは違う感じだった。 昨夜は3000m付近から上が雪でそれ以下が雨だったようで、8合目から先では先週とは全く雪質が違って登りにくかった。 先行していた単独の男性は山頂直下で折り返してきた。 登山道は風が強そうだったので、先週辿ったブル道を今日も辿ったが、雪が氷化しアイゼンの利きが悪いので、アンザイレンして登った。 山頂直下では風が弱くて助かったが、もし強かったら危なくて登れなかっただろう。 後続者は3人だけで、うち2人はベルギー人の若い兄弟だった。 ベルギーから車で半年かけてユーラシア大陸を横断し、旅の終点としたのがこの富士山ということで、とても上機嫌だった。 1時過ぎにようやく須走口頂上に着く。 稜線の風は先週よりもやや弱いが、それでもかなりの風だ。 雪の状態が良くないので、剣ケ峰には行かず30分ほど滞在しただけで下山にかかる。 須走口頂上から山頂を目指していったのは冒険野郎のベルギー人兄弟だけだった。 下りもかなりの時間を要し、駐車場に戻ったのは日没寸前の5時だった。


朝方は天気が不安定で風が強かった


8合目付近


須走口頂上


須走口頂上から見た剣ケ峰


影富士と山中湖


ユーラシア大陸を横断したベルギー人兄弟の車


2 0 1 1 年    ・    山 行 の 報 告    ・    T O P