2 0 1 0 年 1 2 月  

《 4日 》    釈迦ケ岳 ・ 黒岳

上芦川 〜 釈迦ケ岳 〜 黒岳 〜 大石峠 〜 上芦川  (周回)

    先週登れなかった農鳥岳ヘのリベンジも考えたが2週続けて登れなかったら嫌なので、農鳥岳を眺める御坂の山と鳳凰山に行くことにした。 2年前の正月明けに薬師岳に日帰りで行った時は夜叉神峠登山口まで通行止めで車が入れず、桃ノ木温泉上の山の神から歩き大変なアルバイトを強いられたが、今の時期なら夜叉神峠登山口まで車で入れるので観音岳まで日帰りで行けそうだ。 前日の土曜日は晴れるが風が強いとの予報だったので、富士山を眺めに御坂山塊の釈迦ケ岳と黒岳へ登った。 『すずらんの里』として知られている上芦川の集落の先の釈迦ケ岳登山口に車を停め、釈迦ケ岳〜府駒山〜日向坂峠〜黒岳〜破風山〜中藤山〜不逢山〜大石峠〜上芦川の集落を一筆書きに周回し、南アルプスの山々と富士山を終始眺めながらの稜線漫歩を楽しんだ。 天気は雲一つない快晴だったが、予報どおり北風が冷たかった。 釈迦ケ岳へ登ったのは20年振りくらいだが、山頂のお地蔵様は健在で懐かしかった。 展望の良い山頂からは南アルプスの山々はおろか、北アルプスの山々も遠望出来た。 山頂には以前はなかった『山梨100名山』の標識が立っていたが、低山ながら富士山や御坂山塊の山々、そして甲府の市街を一望するこの展望なら選ばれるのは当然だろう。 釈迦ケ岳から府駒山・日向坂峠を経て黒岳へ向かう。 黒岳の山頂は明るく開けているものの灌木に囲まれて展望はない。 以前の冬に天下茶屋から御坂山を経て登った時は降雪直後でラッセル大会だったが、今日は雪は全くなく、山頂の傍らの河口湖を見下ろす展望台は多くのハイカーで賑わっていた。 黒岳から大石峠までは終始富士山を眺めながら再び静かな山歩きとなった。 大石峠から上芦川の集落に下り、車道を2キロほど登り返して釈迦ケ岳登山口に置いた車に戻る。 ゆっくり歩いても7時間のお手軽な展望のハイキングだった。 一宮御坂IC近くの『ももの里温泉』で汗を流し、夜叉神峠登山口へ向かう。 意外にも駐車場には昨今の登山ブームを象徴するかのように車が10台以上停まっていた。


釈迦ケ岳(正面)への登り


釈迦ケ岳の山頂手前から見た節刀ケ岳


釈迦ケ岳の山頂から見た富士山


釈迦ケ岳の山頂から見た南アルプスの山々


釈迦ケ岳の山頂から見た黒岳


釈迦ケ岳から黒岳へ


明るく開けた黒岳の山頂


展望台から見た富士山と河口湖


展望台から見た鬼ケ岳へと続く御坂山塊の縦走路


展望台から見た荒川岳 ・ 赤石岳 ・ 聖岳の三山


黒岳から破風山へ


大石峠から見た富士山


2 0 1 0 年    ・    山 行 の 報 告    ・    T O P