アフスコ(3930m)

   3月2日、6時半にホテルに迎えに来たエージェントの車でアフスコ(3930m)の登山口に向かう。 外はまだ薄暗く、7時になってようやく明るくなってきた。 朝食は日本から持参したおにぎりを車内で食べた。 土曜日の早朝なので道路は空いていたが、メキシコ・シティの最高峰のアフスコの麓は週末の市民の憩いの場所になっているようで、キャンプ場や遊園地などの施設が多く、アフスコに近づくと車がやや渋滞するようになってきた。

   ホテルから1時間ほどで登山口に着くと、意外にも登山口には駐車場が幾つもあり、すでに半分以上が車で埋まっていた。 メキシコもカナダと同じように登山ブームとなっているようだ。 間もなくガイドのイボンヌが到着し、簡単な挨拶を交わす。 イボンヌは30台の小柄な女性で、ランチパックを貰って歩き始める。

   登山口には標識のようなものはなく、途中にも一切無かったが、日本の実線の登山道と同じ程度の踏み跡は明瞭だった。 山の植生は日本の山と似ていて森林限界も高かった。 順応が目的なので、途中で3回ほど休憩しながら急斜面が断続するルートをゆっくり登り、3時間ほどで大きな十字架が立つ明るい山頂に着いた。 山頂には相前後しながら登った多くの登山者で賑わっていた。 あいにくの春霞で明日登るトルーカはすっきり望めなかったが、入国3日目で4000m近くまでハイクアップ出来て良かった。


登山口の駐車場


ガイドのイボンヌ


登山口からアフスコへ


登山口からアフスコへ


登山口からアフスコへ


登山口からアフスコへ


登山口からアフスコへ


登山口とアフスコの間から見たイスタシワトル(中央遠景)


登山口からアフスコへ


登山口とアフスコの間から見たアフスコ


登山口からアフスコへ


アフスコの山頂


アフスコの山頂


   下山はイボンヌの提案で人が少なく傾斜が緩い別のルートを下ったが、周回ルート特有の登山口まで戻る道がとても長く、結果的に登りと同じ時間を要して登山口に戻った。 明日のトルーカもイボンヌがガイドするということだった。 帰路はエージェントの車でホテルに戻ったが、昨日のような酷い渋滞がなくて助かった。 明日の出発は今日よりも早いということで、夕食は今日もホテルのレストランでステーキを食べた。


アフスコから登山口へ


アフスコから登山口へ


アフスコから登山口へ


アフスコから登山口へ


アフスコから登山口へ


ホテルのレストラン


夕食のステーキ


山 日 記    ・    T O P